弊社、株式会社マツダ商事と株式会社MATSUDAは、埼玉県三郷市、吉川市を拠点に消防設備の設計・施工・点検・販売を手がけております。
消火栓やスプリンクラー、自動火災報知設備などの比較的馴染みのある設備からガス系消火設備や非常放送、避難設備まで、消防関連設備業の全てを自社で網羅しており、
「プロとして顧客の安全・満足のため結果にこだわる」をモットーに業務を行っております。

消防用設備の施工から管理・点検まで一貫して自社で行う

消防用設備の施工から管理・点検まで一貫して自社で行う

マツダ商事は父が50年以上前に父が設立した会社で、以前は、一般の方から見て、今のような消防用設備会社というより「消火器屋さん」というイメージが強かったのです。しかし、私自身、別の業界からこの業界を様々な角度から見て感じたことは、「これだけで本当にお客様の為になっているのか」という事でした。
昨今、地震や火事などから防災への取り組みが強化されており、各企業様は消防設備・施工・管理・点検と全般的に任せたいと考えていると聞きました。
そこで、弊社は消防用設備の管理や工事にも進出し、私が率先してその仕事を覚え、消防設備・施工・管理・点検を一貫して当社で行いました。

消防用設備には様々な種類があり、大きく3つの分野に分けることができます。
1つは消火栓やスプリンクラーなど実際に火を消すための「消火設備」。もう1つは火災報知機や非常放送など、火災が起きた際にそれを音により知らせる「警報設備」。最後に、避難はしごや緩降機など避難活動するための「避難設備」です。
当社は消火器の販売から徐々に事業を拡大し、これら消防用設備の取り付けを設計から施工・管理・点検まで、一貫してメーカーや下請けを頼らず自社で手がけることができるようになりました。
今では当然、「建設業許可」も取得しております。

一般的にこの業界は、火災報知機など、一部の設備に特化して設計、施工する業者は数多くあります。
しかし、消防用設備の全てを網羅している会社は非常に少ないと思います。と言うのも、消防用設備の工事をするには、消防設備士という国家資格が必要になるうえ、設備の種類によって特殊な知識、技術、現場での臨機応変なノウハウが必要不可欠で、1社でそれらの資格やノウハウを全て持ち、まして大規模な現場をメーカーや下請けを頼らず収めるのは非常に難しいことなんです。
さらに、建物には飲食店、店舗、ホテル、共同住宅、病院、学校など多くの種類があり、規模も構造も様々です。それらの条件によって、取り付けなければならない消防用設備も異なります。
加えて、消防用設備は取り付けたら終わりではありません。消防法第17条の3の3により、それら設置されている設備の点検を定期的にして、その結果を所轄消防機関に報告する義務が課せられています。
だからこそ、一貫して自社で手がける会社は、限られております。

法改正に基づいた事前のアナウンスも

消防法をはじめとした関連法規は、内容が変わることもあります。
お恥ずかしい話ですが、以前までは、業界全体的に、旧態依然としており、この様なアナウンスは行っておりませんでした。しかし当社は、父が会長・理事を務める埼玉県消防設備協会様や埼玉県消防設備共同組合様からの事前情報や、消防用設備をつくる大手メーカーさんとお付き合いを続けるうちに、最新の知識や技術を得る姿勢が自然と身についてき、今では、確実に把握するだけでなく、事前に法律や規制が変わる徴候をつかみ準備をして、該当するお客様には「いつまでに、このような消防用設備が必要になります」などと根拠を含めアナウンスしております。

クライアント様のコスト削減にも

クライアント様のコスト削減にも

消防用設備というのは、例えばスプリンクラーを付けたからといって、店舗の集客力がアップするわけではありません。
そうなるとクライアント様としては当然、消防用設備に投資するコストを少しでも下げたくなります。これは当たり前で仕方ありません。当社は自社で全ての消防用設備を設計から施工・保守管理(点検)まで一貫してメーカーや下請け業者を頼らずに手がけています。だからこそ安全で確実な消防用設備を安価にお届けすることが可能になりました。
これも、お客様の事業に大きく貢献できる強みだと思います。

結果にこだわる姿勢

消防設備やそれに関する法律を教えてくださった「師匠」が、三郷市の消防署にいます。
その方がある時、分厚い消防関連の本を私に手渡して、「あなたはこれから、この本に書かれていることをしっかり勉強しなければならない。あなたが勉強し活かすことができれば三郷市がさらに住みやすくなり、やがて埼玉県が、そして全国が安全な街になる」とおっしゃりました。
消防関連の仕事の基本となる「消防法」の第17条の12には、「消防設備士は、その業務を誠実に行い、工事整備対象設備等の質の向上に努めなければならない」という規定があります。私は「この精神を絶対に忘れてはいけない」と教えてくれた師匠の言葉を胸に刻み、社員にも常に言い聞かせています。
なぜなら、この精神が会社として「結果」を出すために、最も重要な鉄則だからです。
仕事を請けた以上、「誠実業務」は絶対。そして「結果=お客様の満足」なんです。
弊社はその事を忘れず、業務に邁進しております。